青年のための読書クラブ / 05月23日 (金)
ずっとこの人の本を読んで見たいと思っていた桜庭一樹さんの本。
最近、TV出演が多く、インタビューなどを興味深く拝見した。
桜庭さんはこういう街を舞台にしようと決めると、その街の地図を描くそうだ。
この辺りは海で、ここには灯台があって、あっちには民家が並んでいて、それから・・・といったように。

このお話の舞台は、伝統ある麗しの女学校。
きっと、桜庭さんは校内の地図を描かれたのだろう。
どういう建物があって、生徒会室はそこで、読書クラブのある場所はあちら。

読んでいくと、聖マリアナ学園の様子が生き生きと伝わってくる。
皮肉も切なさも可笑しさもたっぷり詰まった、秀逸な本。

青年のための読書クラブ青年のための読書クラブ
(2007/06)
桜庭 一樹

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<あらすじ>
19世紀末にフランスに生を受けた修道女、聖マリアナによって建てられた聖マリアナ学園。
幼稚舎から高等学校まで同じ敷地で学び、文化祭では少女達の心を掴む王子が選出されるという乙女の園だ。

学校一の才媛であるが容姿に恵まれなった妹尾アザミが、美しいけれど良家の子女ではない烏丸紅子を王子に仕立て上げ学園を支配しようとする「烏丸紅子恋愛事件」

学園設立から40年目に突如姿を消してしまった聖マリアナの秘密に迫る「聖マリアナ消失事件」

80年代後半のバブル絶頂期、名家の娘達が集う学園に、数多くの新興成金の娘達が現れるようになった。ハウスミュージックにあわせて扇子を振り回し踊る彼女達が、生徒会で企てたクーデターの顚末を綴った「奇妙な旅人」

読書クラブに所属する二人の少女、庶民の出で成績優秀な加藤凛子と凛子を慕う元伯爵家令嬢の山口十五夜の愛と友情を綴った「一番星」

持ち物検査で没収された物品が、いつのまにやら一輪のブーゲンビリアの花と共に持ち主の元へ帰ってくるという「ハビトュス&プラティーク」



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    女がほれる女になるべく日々修行中です。


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