![]() | 再婚生活 (2007/06) 山本 文緒 商品詳細を見る |
野生時代に恋愛された山本文緒さんの日記エッセイ。
再婚をし、うつの治療のために通院したり入院したりする生活を描いています。
うつで入院なんていうと、とても深刻な内容で読むだけでこちらが苦しくなってしまうのではないかと危惧したけれど、山本さんは入院中も普通に過ごしており、普通の生活が書かれています。
「深刻な病気だったんです!それを全て赤裸々に吐き出します!!」といった様子では、決してない。
一つ、とても興味深いことがありました。
それは、山本さんが入院した病院では、手芸は3時間までと決められていたというこです。
その理由は、根を詰めてしまうから。
うつになる人は、真面目で神経質な人が多いらしく、のんびり楽しく出来ずに大真面目に取り組んで疲れてしまうんだとか。
なるほどな、と思いました。
このエッセイを読んで、わたしはすっかり王子(山本さんの旦那様)のファンになりました。
体調の悪い奥様を気遣って、朝ごはんやお弁当を作ったり、お掃除をしたり。
詳しくは書かれていないけど、とても仕事が忙しい方のようなのに、家庭でも怠けていない。
それに対して、山本さんもことあるごとに感謝の気持ちを綴っていて、いいご夫婦だなと思いました。
一緒に見た映画が「プラダを着た悪魔」だというのも、キュンときました。
アクションでもSFでもなく、ああいった女の子映画(って言ってしまっていいのかしら)に付き合ってくれる男性は素敵です。

